空に優る景色は地面にしかない

あらゆる文章をとりあえず載せておくブログ

考えたこと

私のいろいろ音楽遍歴

久しぶりにブログを書こうと思った。人の音楽遍歴を聞いているうちに、自分も整理したくなった。覚えていないところもあるけれど、書いてみる。 とりあえず演奏として音楽に初めて触れたのは4歳のときで、私はヤマハの音楽教室に通っていたらしい。ピアノを…

愛の気配

愛という言葉が氾濫していて、「愛」を見聞きしない日はない。貴方も私も愛については考えていて、それでも実態は分からずじまい。確信をもって言う者が現れれば胡散臭さを伴って宗教じみてくるし、論理を突き詰めれば哲学として成り立つものの、実感とはま…

動きたくない

扇情的な映像、音。平滑化されたそれを摂取する。脳に傷がつく。自傷行為。 空は明い、一日はすでに始まっていた。暗がりの喪失によって空白の時間を見つける。半時間ものあいだ、時間に乗ることができなかった。静止した心。昼間のような外の世界。 コール…

自分の心の声を聴く

欲求を制御しようと思ったことがあまりない。関わってくれる人のために我慢することはあるけれど、自分自身は欲求に食い尽くされる可能性を考えていない。なぜだろう。どこかで破綻しないと思い込んでいるのだろうか。いや、実際に破綻はしないのだと思う。…

「求めゆくことそれ自体が色褪せる」

普通の日記を書く。久しぶりにGARNET CROWを聴いている。聴き込んでいたのは学生時代だからきっと学生の時を思い出せる。そんな期待を込めて聴いているけど、分析的なイメージしか湧き起こらなくて早々に諦めた。音楽はこんなに空っぽだったのかと思ってしま…

いつか世界に溶けていく

いつか世界に溶けていくことを、私は肯定的にも否定的にも捉えたくないと直感的に思っていた。なぜならそれが救いになろうと、不幸の元になろうと、人為的秩序の世界において存在するだけの人間の価値観に過ぎなかったからだ。ただ世界に溶けていくこと、そ…

誰かの頭の中で鳴るノイズにはなりたくない

毎日目にするベランダの植物は、毎日目にしているのに日によって違って見える。その日晴れているか雨かでは明らかに違う。けれど、晴れ続きの日に違って見えると、私は自分の中で何かが起こっているとしか思えない。眩しい輝きを放って空に向かって伸びてい…

「細部に宿るのね、神」と思いながら音楽を聴いていたり、本を読んでいたりする

自分は熱心な仏教徒ではないのだけれど、 他宗教の良さを力説されればされるほど、仏教に立ち返ってしまうのだった。 おそらくそれは理屈として仏教が良いと判断しているのではなく、 自分がそのような地盤、文化圏で生きてきたからだと思う。 文化として一…

幸福は一人きりでは叶わない

一つずつ丁寧にじっくりと。一歩一歩着実に。そうでしか成し得ないのに、どうしてすぐに結果を求めてしまうんだろう。じっくりやることに喜びを見出しながらも、時間がないと焦る自分もいる。最近時間がない。自分はもっとできる気がしているのに、全然でき…

やりたいことがたくさんある

やりたいことがたくさんある。ありすぎて渋滞している。考えただけで頭がいっぱいになってしまう。これでは進まないので書きながら考えてみる。 今、この瞬間には勉強をしたいと思っている(やればいいのに)。勉強したいことがいくつもある。少しずついろい…

玉ねぎのような人たち

玉ねぎのような人たちがいる。あるはずの芯が隠されてしまい、剥いても剥いても何も出てこない。本来悩まなくていいことを悩み、盲目的に自分さがしをしている。一体なぜ彼/彼女たちは玉ねぎ化してしまったのだろうか。 強い憧憬の光と影 玉ねぎ化してしま…